坂井優美 「Squall!」レビュー

坂井優美さんの3作目。
リリースは2000年でメーカーはラインコミュニケーションズ。
35分の本編と4分のオフショットを収録しています。
この作品のリリース時、坂井さんは19歳。
目鼻立ちのくっきりとした美人で、とても大人っぽく見える人です。
ジャケットに記載されているプロフィールによると身長が162cm、スリーサイズがB86cm・W58cm・H89cm。
ウエストはあまりくびれていませんが、バストは大きく、体全体はモチモチとしていてとても男性好みな体つきをしていらっしゃいます。
肌もきれいです。
作品はストーリー性のないシンプルな内容。
今のイメージ作品とは編集の仕方が違っていて、衣装の異なる短いシーンが繋げられて一つのチャプターが構成されています。
一度登場した水着が後で再び登場することもあったりします。
撮影場所はインドネシアのバリ島。
美しい海や豊かな緑をバックに開放感のあるシーンを撮影・・・といきたいところですが、滞在中は天候に恵まれずほとんど雨だったようで撮影はやや難航した模様。
(雨の中を走るロケバスの中で退屈そうに外を眺める坂井さんの様子が撮影されています)
実際、海のシーンは全く収録されておらず、他のシーンでも雨が振っていることが多くなっています。
「Squall」というタイトルにはそんな雨に対するスタッフの恨み節がこめられているのかもしれません。
イメージ作品としての過激度はかなり低めです。
水着は全てビキニですが面積はどれも大きめ。
ビキニトップは生地の厚いしっかりとバストを支えるタイプのものが多く、バストの柔らかさが伝わりにくくなっています。
また下乳の露出もありません。
ボトムは結構ハイレグですがあまり写していませんし、パレオを巻いているシーンも多いです。
ポージングも控えめでモデルっぽいポーズが多く、水着のファッションショーといった感じです。
カメラワークもソフトです。
体は基本的にロングで撮影していて、アップで撮るときにはカメラを動かしながら軽いタッチで撮っています。
ねちっこい接写はありません。
一方、顔はアップでしっかりと撮っています。
一部強めのソフトフォーカスが使われていてやや古臭さを感じました。
過激度は低いですがもちろんセクシーなところもあります。
ビキニトップがバストをしっかりと支えるタイプだからこそバストの谷間の立体感がすごいですし、移動中のバスの振動やホテル付属のジムのランニングマシーンで重量感のあるバストが揺れるシーンもあったりします。
イメージ作品にはおなじみのインタビューも収録しています。
緊張しているのか表情が硬めで受け答えもややぎこちないですが、質問への回答はとてもしっかりしています。
例えば「どんな女性になりたいか?」という問いには「困難を乗り越えられる強い女性になりたい」と答えたり、仕事についての質問には「最初は向いていないと思ったけどマネージャーと助け合ってこれまでやってきました。今はグラビアを極めたいと思っています」と答えたりしています。
また意外だったのは「本当はどんな子?」という質問に「お嬢様っぽいとよく言われるけど実は下町生まれの庶民派」と答えていること。
私も坂井さんは家事などはしなさそうなタイプだろうと思っていましたが、作中にはサンマを網に挟み豪快に直火で焼き上げてスタッフに振舞うシーンが収録されています。
スタッフと談笑しながら楽しそうに食事する姿は気立ての良いお嬢さんといった感じで、パブリックイメージとは違う側面を垣間見ることができます。
個人的に気に入ったのは民族衣装っぽい黒のドレス風衣装を着ているシーン。
19歳とは思えない大人っぽさがあります。
こういうシックな衣装を着てすまし顔をしているとグラビアアイドルというよりモデルっぽい雰囲気があります。
もう5cm背が高かったら本当にモデルとして通用したかもしれません。
他にはホテルのベッドルームで撮影されたシーンもセクシーで良かったです。
黒のビキニトップに黒いロングスカートを合わせ、首には黒いレースのストールが巻かれています。
髪はアップにまとめられ、ふんわりとカールさせた後れ毛が数本垂らされています。
間接照明に照らされた部屋で立っているだけなのでもう少し積極的なポージングが欲しいところですが、とても大人っぽくて気に入りました。
逆に残念だったのは、35分という短い時間に色んなシーンが詰め込まれているので1シーンごとの時間が短くなっているところです。
じっくりと見たいシーンがあってもすぐに次のシーンになってしまいややストレスを感じました。
また着衣シーンの衣装のデザインがに比べて、ビキニのデザインが全て単色とシンプル過ぎることも残念でした。
坂田さんの雰囲気を考えるともう少し大人っぽいデザインのものがあってもよかったのではないかと思いました。
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大西結花 「いけないキミ遊ぼ!!」レビュー

スケバン刑事で有名な大西結花さんのイメージビデオ。
リリースは1991年でメーカーはパワースポーツ。
収録時間は40分です。
この作品の撮影時、大西さんは22歳。
パッチリとした目とキュッととがった鼻が印象的なきれいなお姉さんです。
作中のプロフィールによると身長が156cmで体重が44kg、スリーサイズはB80cm・W57cm・H84cmとのこと。
バストが小さめのスレンダー体型ですが、ウエストがくびれていてボディラインにメリハリがあります。
お腹は腹筋の割れ目がうっすらと見えるほどすっきりとしていて、脚は細いながらもしっかりと筋肉の張りが感じられます。
健康的でスポーティな体がとても魅力的です。
少しいかがわしさを感じさせる作品タイトルがついていますが、内容は至って爽やかで健全です。
40分と短い作品ですが衣装の数は多く、13~14種類ほど収録していてそのうち水着は6種類です。
1シーンごとの長さは着衣シーンより水着シーンの方が長めになっているので、全体としては水着シーンの方が長いです。
撮影場所は南国のリゾート地っぽいところです。
海はきれいですし、建物もアーチ壁が取り入れられていておしゃれ。
屋内のインテリアも天蓋付きのベッドや藤製のソファなどが設置されていて豪華です。
古い作品なので過激さには期待していなかったのですが、水着のハイレグ具合は今のグラビアアイドルの水着にも劣らないほど鋭角になっていて驚きました。
ただポージングには過激なものはなく、海岸や野原を歩いたりベッドに横たわったりしながらカメラに向かって表情を作るだけです。
大西さんはとてもリラックスした様子で表情も所作も柔らく生き生きとしています。
個人的に一番印象に残ったのはソバージュヘアのシーン。
毛先までしっかりとパーマがかかったウェービーヘアに合わせているのは明るいピンクのリップ。
時代を感じさせる組み合わせですがそれだけに新鮮です。
下手をすると軽薄で下品になりそうですが、大西さんにかかると大人っぽくセクシーな雰囲気になるから不思議です。
微笑を湛えたすまし顔もクールでセクシー。
衣装は茶色のキャミソールとショートパンツなので過激さはありませんが、あまりのかわいさに私はこのシーンを何度も繰り返し見てしまいました。
他にはインタビューのシーンも印象に残りました。
顔を正面から捉えた、途中でアングルが変わるわけでもない単なるバストアップの映像。
本当にただしゃべるだけのシーンなのですが、表情をコロコロ変えながら楽しそうにしゃべる姿がとてもかわいいです。
またご出身が大阪だからなのか分かりませんが、トークに淀みがないのも聞いていて気持ちが良いです。
サバサバした語り口で「お見せするような体ではないのでグラビアは本当は好きではないんですが・・・サービスって感じ」などというちょっと大胆な発言も笑顔でサラッと言ってのけるところも痛快です。
驚いたのは作中に「お嬢さま刑事 ギャル・ザ・コップ」というドラマの予告編が挿入されていることです。
いわゆるVシネマというもので主演の大西さん以外には森田健作さんや安岡力也さんが出演されています。
今のイメージビデオではありえない構成が面白かったです。
その直後のインタビューでは大西さんご自身がこのドラマについて軽く解説していらっしゃいます。
大西さんが演じる役の武器が銃だからなのでしょうか、インタビューの後には射撃場で実弾のライフルを撃つシーンまで収録されています(臆することなくノリノリで撃っています。結構上手)。
古い作品ですが画質は悪くないですし、今のイメージビデオと違うところもあって意外と楽しめました。
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藤田いろは 「My Color」レビュー

藤田いろはさんの3作目。
リリースは2023年でメーカーは竹書房。
114分の本編と4分の特典映像を収録しています。
本編は全8チャプターで構成されています。
藤田さんはこの作品のリリース時28歳。
ジャケットに記載されているプロフィールによると、身長は165cmでスリーサイズはB80cm・W58cm・H88cm。
バストもお尻も小さめのスレンダー体型をしています。
手足が長く背も高めなのでグラビアアイドルというよりレースクイーンやファッションモデルっぽい雰囲気があります。
作品全体のクオリティは高いと思います。
竹書房の作品なので画質の良さやカメラワークなどの基本的な部分はしっかりしています。
撮影場所もきれいな海のシーンが2パターン収録されていて豪華。
屋内のシーンも自然光が取り入れられていてクリアな映像になっています。
作品の構成としては全編を通じたストーリーはなく、チャプターごとに設定が異なるオムニバス方式になっています。
恋人同士になってイチャイチャするよくある設定のチャプターがある一方で、ビーチで男性を逆ナンパする設定やレースクイーンのオーディションを受ける設定、婦人警官になって駐車違反を取り締まる設定など、ちょっとひねった設定のチャプターもありバラエティに富んでいます。
おもしろいのは、藤田さんが大人しくて押しに弱そうな雰囲気を漂わせているからでしょうか、セクハラされるシーンが多いこと。
オーディションのシーンではオーディション合格と引き換えに、婦人警官のシーンでは駐車違反の罰則金を着服しようとする発言を違反者に録音されて、マッサージ師のシーンでは施術中に客から強引に、それぞれセクハラをされます。
セクハラの内容も鳥の羽根を使って体を刺激されたり、交通整理用の誘導棒でつつかれたりと様々でおもしろいです。
ただセクハラチャプターは他のチャプターに比べてお芝居色が強いのですが、藤田さんはあまり器用ではないらしく表情や所作、セリフ読みはややぎこちなくなっています。
イメージ作品としての過激度は高めだと思います。。
どの水着も面積がかなり小さく、特に股間を覆っている部分の小ささが目を引きます。
ビキニタイプも超ハイレグのワンピースタイプも股間全体を覆う必要最小限の大きさしかありません。
さらにライムグリーン色のビキニでは、ビキニボトムのフロント部分がV字状になっていてヘアの剃り跡っぽい黒ずみまで見えています。
またポージングも大胆で大きく開脚するシーンが多く、カメラはそれを真正面から捉えています。
股間中心の作品と言って良いでしょう。
また他の特徴としては体に触れられるシーンが多いことが挙げられます。
体に日焼け止めや化粧水を塗られたり、お風呂ではブラシで体を洗われたり、お約束のマッサージも収録されています。
どのシーンも鼠径部などの際どいところに触れられていて中々ハードです。
ただ藤田さんのリアクションはそれほど激しくはありません。
個人的に気に入ったのは着衣シーン。
藤田さんはファッションモデルっぽい体型をしているので水着よりも着衣シーンの方が映えているように思いました。
特に婦人警官の衣装が良く似合っていて、警官らしいキリっとした表情も決まっています。
趣味がコスプレというだけあってこういう制服系の衣装がとてもよく似合うのでしょう。
ただ残念なことにこの作品には着衣シーンが少なく、婦人警官とマッサージ師の2チャプターしかありません(マッサージ師の衣装は白地にストライプの入った半袖シャツに黒のタイトスカート)。
他のチャプターは全て冒頭から水着姿で始まります。
できれば着衣から始まって水着に展開するチャプターをもっと増やして欲しかったです。
もう一つ残念だった点を挙げるとちょっと痩せ過ぎだということ。
ポーズによっては胸骨や肋骨の凸凹、骨盤の形が浮き上がっています。
何でもこの作品の撮影の半年ほど前に足の指を骨折してしまい、元々瘦せ型だったのがさらに痩せてしまったらしいです。
またその影響かどうかは分かりませんが肌ツヤもいまひとつのような気がします。
やはり瑞々しい健康美を見せて欲しかったところです。
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石井めぐる 「Summer Holidays ~最後の夏休み~」レビュー

石井めぐるさんの7作目のイメージDVD。
リリースは2005年でメーカーはスリーコード。
収録時間は48分です。
この作品のリリース時、石井さんは18歳。
やや吊り上がり気味の凛々しい眉が印象的です。
髪型や衣装で大人っぽく見えたり年相応に見えたりと印象が大きく変わりますが、時代を感じさせる細眉の影響で少しヤンキーっぽく見えるシーンもあったります。
ジャケットに記載されているプロフィールによると石井さんは身長が154cm、スリーサイズがB85cm(Fカップ)・W55cm・H86cm。
肌は健康的な小麦色をしています。
作品全体の印象は昔ながらのイメージビデオといった感じ。
丁寧に撮影、編集されていて、直接的なエロよりも全体の雰囲気やまとまりを大事にしているような作風です。
優しい作風なので安心して観賞することができますが、映像の重ね方や挿入されるエフェクトにはさすがに古さを感じるシーンもありました。
撮影地は沖縄。
海がきれいなのは当然として、ビーチや岩場もゴミ一つ落ちていなくて気持ちが良いです。
また沖縄らしさを感じさせる石垣に囲まれた古民家なども登場します。
イメージビデオとしての過激さはかなり低めです。
水着は全てビキニタイプですが、面積の大きいものばかり。
そのためバストもヒップも数字ほどの大きさが感じづらくなっています。
ポージングも控えめで体を見せつけるようなものはありません。
カメラは顔とバスト中心に撮っています。
バストはある程度アップで撮っていますが、あくまで軽いタッチで撮っていて接写と言えるレベルではありません。
撮り方の特徴としては第三者的な視点から撮影しているシーンが多いです。
石井さんがカメラ向かって笑顔を作ったり働きかけたりシーンもありますが、石井さんが景色を眺めているところやのんびりくつろいでいるところなどをそばで眺めているような映像になっています。
ソフトな内容のこの作品の中で最もセクシーなシーンが多いのは水色のタンキニのチャプターです。
チャプター冒頭でビーチを走るシーンではバストがタンキニから溢れんばかりに大きく揺れています。
ピンクのタンクトップでビリヤードをするシーンでも軽くバストが揺れるシーンがありますが、大きく揺れるのはここだけです。
また前かがみになってビーチに文字を描くときにバストの谷間が大きく露出するシーンもあります。
個人的に気に入ったのは制服チャプターです。
制服は白の半袖シャツに紺のスカートというシンプルなもの。
ラフに着こなされたその制服と自然に下ろされた髪とが相まって少しギャルJK感が出ていて良い感じでした。
またチャプター全体が夏感が強いところも良いです。
チャプターは石垣に挟まれた砂利道を歩いて古民家へ向かうところから始まりますが、強い日差しを反射した砂利道と軒先の影とのコントラストが強くなっていて夏を感じさせます。
そして風情ある古民家の縁側で汗ばみながらスイカを食べるシーンや、畳の上で昼寝するシーンは夏の午後のゆったりとした時間を思い出させてくれました。
逆に残念だったのは終始BGMがかかっていて石井さんの声が一切入っていないこと。
カメラに向かって働きかけているシーンぐらいは声が聞きたかったです。
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西野小春 「小春と小夏」レビュー

西野小春さんの2016年のイメージ作品。
メーカーはウーノ。
105分の本編(全9チャプター)と3分の特典映像を収録しています。
この作品のリリース時、西野さんは19歳。
優しい笑顔が印象的です。
Wikipediaによると西野さんは身長が157cm、スリーサイズがB78cm・W55cm・H84cm。
体が細く、スレンダーというより華奢な体つきをしています。
バストは小さいですが、お尻は肉付きが良くぷりぷり。
さらに特筆すべきは肌の美しさです。
キメの細かい滑らかな肌質で、肌荒れ一つないスベスベのお尻はまるでゆでたまごのように滑らかです。
この作品には全編を通じたストーリーがあります。
主人公の働く会社に西野小春という名前の新入社員が入社するところからストーリーは始まります。
一緒に働き始めてしばらくして二人は付き合うことになるのですが、ある日、主人公が小春の家に遊びにいったところ、小春に瓜二つの妹、小夏に出会います(もちろん小春と小夏を演じるのは西野さんです)。
大人しくて真面目な姉の小春と順調に愛をはぐくむ一方で、奔放で小悪魔的な妹の小夏にも迫られるという展開です。
監督は安倍雄治さん。
多くのイメージ作品を監督している方で、このブログでも東雲うみさんの「恋人になってあげる」と山中知恵さんの「卑猥」の二作をレビューしています。
基本的に主人公の主観視点になっていて、テロップで主人公の心理や状況を説明するスタイルが特徴です。
「小春と小夏」でもこのスタイルが採用されています。
撮影場所はオフィスや小春の自宅のリビング、寝室、お風呂など屋内ばかりです。
私はイメージビデオには海やプールのシーンが欲しいと思うタイプですが、この作品はストーリーの流れがあるため気になりませんでした。
ちなみにオフィスのシーンは、コピー機やキャビネット、デスクに置かれたパソコンなどから察するに本物のオフィスで撮影されたようです。
ストーリーがあるので作中のセリフは多めですが、西野さんは中々上手に演じていると思います。
特にコケティッシュな妹の小夏の演技が新鮮。
「彼氏さん」という主人公への呼びかけが小気味よくて癖になります。
ただグラビア的なシーンに入ってしまうと姉妹の違いがほとんどなくなってしまうのが残念。
小春と小夏で髪型やメイクに変化をつけるなどの工夫があっても良かったのではないかと思いました。
作品の内容は19歳の作品としては過激。
衣装の面積はかなり小さく、特にビキニボトムのほとんどがTバックです。
ポージングも大胆で、脚を開いた状態でお尻を突き出すシーンが多く、お尻の割れ目の底や股間の丸みまで丸見えです。
そしてカメラは遠慮なくそれらを真正面から捉えています。
一方バストへの寄りは弱めです。
過激な演出としてはマッサージがあります。
マッサージもお尻中心。
四つん這いの姿勢で突き出され、画面いっぱいに映し出されたお尻がオイルを付けたスタッフの手で優しく撫で回されます。
西野さんの反応はそれほど激しくはないですが、生々しい吐息の音が部屋に響きます。
一ヶ所、「んんん」というくぐもった声が漏れてお尻が小刻みに震えるシーンがあり、グッと来ました。
また小夏とのベッドシーンも過激です。
まずはアイス舐め。
二人でベッドに横になって初めは小夏が自分でアイスを持って舐めていますが、しばらくすると「舐めさせて」と言って主人公にアイスを持たせます。
アイスがやや高めの位置から差し出されるため、あごを突き出し気味にして舐める形になり、口元の動きがより生々しく見て取れます。
アイスは深くくわえ込まないものの、アイスの先を口をすぼめて舐めたり、舌先で転がしたりとかなり露骨な舐め方をしています。
ベッドから体を起こした後もアイス舐めは続き、パジャマを脱ぎながら、下着姿で四つん這いになりながら、うつ伏せ、仰向けとチャプター終了までほとんどアイスを舐め続けます。
そしてチャプターの最後のキスも生々しい。
小夏はベッドに仰向けに寝ていて、切なそうな表情を浮かべながら「チューしよ」とささやくとカメラが小夏の顔に近づいてキスをします。
軽いキスではなく、口を付けた状態で口をハムハムと動かす行為中を思わせるキス。
これを立て続けに何度も行います。
全体的にクオリティが高い作品だと思いますが、残念だったのはストーリーが中途半端がまま終わることです。
姉妹を登場させてせっかく三角関係を作ったのに、そこからストーリーが展開せずオチらしいオチがありません。
これではストーリーが、西野さんがタイプの異なるキャラクターを演じるための仕掛けにしかなっていないと思います。
少なくとも子夏との関係のオチはつけて欲しかったです。
いっそのこと、もっとストーリーを練って本格的なドラマに仕立てても面白かったのではないかと思いました。
そして個人的にいかがなものかと思ったのが作品ラストの一言。
小春がささやくように「先輩の赤ちゃんが欲しいです」と言うのですが、私はこの一言には引いてしまいました。
「結婚したい」ならまだ軽さがありますですが、「赤ちゃんが欲しい」という言葉はイメージビデオにはそぐわない重さがあると思います。
私には甘いイメージビデオの世界を壊してしまう一言のように感じられました。
しかもそれを20歳に満たない女性に言わせているのもどうかと思いました。
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